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vol.2

「自分がもっとも大切にしている睡眠。それに欠かせないもの」

フィギュアスケート選手
コラントッテ レスノ アンバサダー

昨年12月の全日本選手権で初めて表彰台に上り(3位)、2023年の世界選手権代表に選出されたフィギュアスケート選手の友野一希さん。それまで、正代表の代役として出場した大会でことごとく好成績を残すことから、ファンの間で「代打の神様」と呼ばれていましたが、今や名実ともにトッププレイヤーの仲間入りを果たしています。そんな友野さんは、高校生の頃にコラントッテのネックレスを購入して以来、同ブランドのヘビーユーザーだそう。今回は、心身のリカバリー方法と普段愛用しているコラントッテ レスノ製品、さらに選手としての現在地について伺いました。

リカバリーのためには、あくまで体が求めるままに動くのが良い

リンクから出た時には、意識的にオンからオフに切り替えるようにしています。プライベートではなるべくスケートのことを考えないようにしていますし、その方が次の日の動きが確実に良くなる。心身のリカバリーのために、なるべくフラットな状態に保つことが重要なんです。
普段の生活では、どちらかというと一人の方がリラックスできるタイプ。周りからは、いつも仲間とワチャワチャやってるイメージを持たれがちなんですが、誰かに誘われないかぎりは一人で完結させちゃいます。ただ、「今日は絶対に一人でいたい」という日があるわけでもなく、誘われたら行くイエスマンでもあって。それも自然な流れといいますか、あまり神経質にならないようにしています。

それと同じ理由から、日々のルーティーンに関しても時間までガチガチに決めることはしていません。「寝る直前にごはんを食べない」とか「夜はスマホを触らない」とか、一応決めごとはあるんですが、あくまで体が求めるままに動くのが良いなと。体の感覚って鋭いじゃないですか。筋肉が硬いなと思ったらストレッチして、眠たいなと思ったら寝る。想定外のことが起きた時もすっと対応できるような、「まあいいや」と思える緩さが必要なんですよね。

自分が求めるものが全て揃っているリカバリーウェアと枕

その中でも、僕は睡眠をもっとも大切にしています。僕は大学でスポーツ健康科学を専攻していたんですが、そこで睡眠の分野にどんどんハマっていきました。今は、夜の睡眠時間を8時間以上確保するのはもちろんのこと、昼寝もしますし、枕やリカバリーウェアなど睡眠の環境づくりにもこだわっています。友達と夜ご飯に行っている時でも、途中で「明日練習あるから寝たいな」と思っちゃう(笑)。ちゃんと寝られた時は翌日の頭のキレと体の感覚が違います。また、たとえ次の日は大丈夫だとしても、疲れって徐々に蓄積されていくんですよ。睡眠に関しては「取り組む」というよりも、ただ好きで突き詰めていますね。

毎日愛用しているコラントッテ レスノのリカバリーウェアには、肌触りが良くて開放感があり、とにかくリラックスできるという、僕が求める条件が全て揃っています。今の環境が整ってから、寝るのが一層楽しみになりました。また、首の後ろ部分に血行を促進する磁気が入っていて、最初は寝た時に邪魔になるかなと思ったんですけど、そんなことも全くない。特に裏起毛の部分は、人に撫でられているような心地良さを感じます。

枕も、程よく反発する弾力と、肩から背中にかけてそっと支えてくれる高さが自分にぴったり。海外遠征でも常に持ち歩いています。逆に、枕さえ同じであれば、どこであっても自分の部屋になる。あと、僕は就寝中にけっこう汗をかくんですが、枕カバーのメッシュ生地がサラサラしていて通気性が高いので、とても助かっています(笑)。

今やコラントッテは生活の一部に

コラントッテの商品に関しては、僕が高校生の時かな、宇野昌磨選手がコラントッテのネックレスをつけているのを見て憧れていました。スポーツネックレスの中で普段使いもできるデザインが他にはなかった。それで、人生ではじめて自分でお金を出してネックレスを買ったんです。まさか今、自分がそういうブランドと契約できるなんて。今ではネックレス以外にも、コラントッテの商品が自分の生活の一部になっています。

サウナと古着もリカバリーになる?

寝ること以外でいうと、サウナは「心」のリカバリーにすごく役立っています。できるだけ依存しないようにしていますが、それでも週に1回か2回は行ってるのかな。サウナって体的には疲れちゃうこともあるので、普段は熱風呂と水風呂を繰り返すようにしていて。今の自宅近くにある銭湯は、お湯がちゃんと熱いのに不思議と心地良いというベストな水質なので、自宅の風呂感覚で通ってます。ちなみに、僕は古着も大好きなんですが、お店を歩いてまわることも低負荷の運動になるので、意外と良いリカバリーになるんですよ。

エンターテイナーとして、選手として、より強く

僕は最初からメダルを目指してスケートをやっていたわけではなく、目の前のことに集中しながらコツコツ上がってきたタイプ。自分からチャンスを掴んでのしあがったというよりも、後ろから突然ドンと押された感じ? でも、だからこそ、途中で諦めるわけにはいかないよなって。これまでも、「自分はダメだ」と思ったことは一度もないし、どんな局面でも最後までやり切るところが強みだと思っています。

選手としては、エンターテイメントと競技の両立を目指したい。僕はアイスショーも大好きなんですよね。これまでもコーチから「人に見せることに関しては大切にしろ」と言われてきました。アイスショーはみんなお金を払って観に来てくれるわけですし、その一回が最初で最後の方もいるわけじゃないですか。だから、自分は現役のアマチュア選手ですが、その時ばかりはプロ意識を持って臨んでいます。

逆に競技に関しては、自分が叶えたい夢を叶えにいく、究極の自己満足だと思っていて。こちらから観客のみなさんに勇気を与えるというよりも、ただ僕たちが必死にやっている姿を見て熱くなる、応援したくなる、ということじゃないかなと。自分も「スケートが好きだから突き詰めたい」というだけで、結果は後からついてくるもの。昔はまわりのことを気にして競技をやっていた時期もありましたが、うまくいきませんでした。今後は表現の面でもっと深みを出していきたいし、より強いアスリートに成長した姿を皆さんにお見せしたい。次は、自分からメダルを掴みにいく覚悟でいきます。